こうえつじ【光悦寺】
京都市北区にある日蓮宗の寺。山号は大虚山。本阿弥光悦の没後、日慈を開山として、それまであった大虚庵を寺としたもの。茶室や光悦垣とよばれる垣根で知られる。境内に光悦の墓がある。
こうえつぼん【光悦本】
嵯峨本 (さがぼん) の異称。特にそのうち、光悦の自筆またはその書風を版下としたものをいう。
こうえつまきえ【光悦蒔絵】
本阿弥光悦の考案により作られた蒔絵の総称。古典に取材した主題を、金・銀・鉛・貝などを用いた斬新な意匠・構成で描き出す。
こうえつらくやき【光悦楽焼】
本阿弥光悦が焼成した楽焼。主として茶陶で、元和(1615〜1624)以降の作とされる。
こうえつりゅう【光悦流】
和様書道の一流派。本阿弥光悦を祖とする。