《古くは「ぢょうど」とも》

  1. 日常使う手回りの道具や器具類、また小型の家具。「新居にふさわしい—を揃える」

  1. 《弓矢を武具の第一としたところから》弓矢のこと。

    1. 「そなたをさしてまからんといひて、—負ひて去ぬ」〈宇治拾遺・一二〉

[副]《「丁 (ちょう) と」からできた語か。「丁度」は当て字》
  1. ある基準に、過不足なく一致するさま。きっかり。ぴったり。きっちり。「—約束時間に着く」「ブラジルは—日本の裏側にある」

  1. ある物事期待目的にうまく合うさま。折よく。都合よく。「—よいところへ来てくれた」「—手があいたところだ」

  1. ある物事が、そのときまさに行われているさま。「—うわさをしていたところだ」

  1. (「恰度」とも当てて書く)そっくりそのままある物事にたとえられるさま。まるで。さながら。「—秋晴れの空のような深い青」

  1. 酒などの分量が多いさま。たっぷり。十分に。

    1. 「納めの杯、坂部も—下されて」〈浄・宵庚申

出典:gooニュース

出典:青空文庫

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