語素名詞に付いて、それから離れないで進んだり並んでいたりする意を表す。「川—」「線路—」「山—」
連語《終助詞「ぞ」+終助詞「い」。近世語》活用語の終止形に付いて、単独の「ぞ」よりいくぶん柔らかい、聞き手への働きかけの気持ちを表す。終助詞「な」「なあ」「の」などを伴うこともある。
  • 「膽玉 (きもたま) の小さいくせに、何で腹があらう—」〈滑・浮世床・初〉
「わしが嚊 (かか) が、いつ疫病で死んだ—な」〈滑・膝栗毛・七〉

出典:青空文庫

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