西アジアの地中海東岸、ヨルダン川以西の地域。おおむね、現在のイスラエルとパレスチナ国の領域をさす。古くはカナンとよばれ、前12世紀ごろペリシテ人が定着し、名はこれに由来する。オスマン帝国の支配を経て、第一次大戦後は英国の委任統治領。シオニズム運動により移住したユダヤ人が1948年にイスラエルを建国し、先住のアラブ人との間で紛争が発生した。1993年にPLO(パレスチナ解放機構)とイスラエルとの間で暫定自治協定(オスロ合意)が調印され、1996年にヨルダン川西岸とガザ地区に発足したパレスチナ自治政府は、1998年からパレスチナ国を称する。自治政府は2011年に国際連合に加盟を申請。翌年、正式加盟ではないがオブザーバー国家となった。→パレスチナ自治区
出典:gooニュース
スロベニアもパレスチナ国家承認、ガザ戦闘停止へイスラエルに圧力
リュブリャナの政府庁舎前ではスロベニア、欧州連合(EU)と共にパレスチナの旗も掲げられた。
習近平国家主席「パレスチナでの戦闘停止を呼びかけ」中国アラブ諸国の閣僚らが会議
このほかにも、パレスチナが国連の正式メンバーになることを支持し、パレスチナ国家を樹立してイスラエルと共存する「二国家共存」を目指すことで、早期解決を推し進めることなども盛り込まれています。会議には、エジプトのシシ大統領やチュニジアのサイード大統領らのほか、アラブ諸国の外相ら閣僚級が出席しました。
マクロン仏大統領、パレスチナに「改革」要求 国家承認見据え
自治政府側は、アッバス氏は「改革」への意志を表明する一方、まだパレスチナを国家承認していない欧州諸国に対し、承認を呼び掛けたとしている。 欧州ではスペイン、アイルランド、ノルウェーの3か国が28日、パレスチナを国家として正式に承認。
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