出典:gooニュース
1~3月期法人統計、経常利益が過去最高に 円安効果で自動車が牽引
財務省が3日に発表した1~3月期の法人企業統計で、全産業(金融、保険をのぞく)の経常利益は前年同期比15.1%増の27兆4279億円だった。5四半期連続で前年より増え、1~3月期では前年の約23兆8千億円を上回って過去最高を更新。とくに自動車を中心とする輸送用機械産業が3割超の伸びを記録し、全体を押し上げた。
1~3月期の経常益、過去最高=設備投資は6.8%増―法人企業統計
製造業の経常利益は前年同期比23.0%増の9兆2661億円。業種別では、輸送用機械が33.1%増。一部自動車メーカーの生産停止があったものの、想定よりも円安が進行したことで海外販売額などが上振れしたことや価格改定がプラスに寄与した。非製造業は11.5%増の18兆1618億円で、1~3月期では過去最高。
全産業の経常利益、15.1%増 1~3月期、法人企業統計
財務省が3日発表した1~3月期の法人企業統計は、金融・保険業を除く全産業の経常利益が前年同期比15.1%増の27兆4279億円だった。5四半期連続のプラス。幅広い業種で価格転嫁が進んだことが寄与した。 内訳をみると、製造業が23.0%増の9兆2661億円で、2四半期連続のプラス。輸送用機械が好調だった。非製造業は11.5%増の18兆1618億円。
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