出典:gooニュース
福島県商工信組が不正処理 着服など10件 組織的隠蔽か 財務局が改善命令
福島県商工信用組合(本店・郡山市)は7日、2008(平成20)年から2024(令和6)年までの17年間にわたり、男性職員10人が定期積金を着服するなど10件の不正な処理があり、このうち8件を旧経営陣が組織的に隠蔽(いんぺい)して東北財務局への報告を怠っていたと発表した。被害に遭った取引先は77件で、不正な資金の流れは累計約3059万円の着服を含め約1億1247万円に上る。
預金着服など旧経営陣が隠蔽 被害額1億円超か 福島県商工信用組合
福島県郡山市の県商工信用組合(須佐真子理事長)は7日、2008~24年、職員が預金を着服するなど10件の不祥事があり、計77人の顧客が総額1億1247万円の被害を受けていたと発表した。須佐理事長の実父の前理事長ら旧経営陣はこれらの不祥事を隠蔽(いんぺい)、須佐理事長ら現経営陣も一部の不正に関与していた。
福島県商工信組に改善命令=着服、前理事長ら隠蔽―東北財務局
2008~24年、顧客資産の着服など10件の不正が発生し、うち8件について前理事長らが隠蔽(いんぺい)していた。同財務局は4月7日までに法令順守体制の確立などを盛り込んだ業務改善計画を提出するよう命じた。 同信組は22年12月、東北財務局の指摘を受け、外部弁護士による調査などを進めていた。
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