出典:gooニュース
1970年のお祭り広場に現出した「調和」 混沌の現代、大阪から「文化の集積地」再び 万博未来考 第4部(3)
混沌(こんとん)に満ちた世界の中で、半世紀前に万博で「人類の進歩と調和」を発した大阪から、再び世界に「調和」を訴える好機でもある。上田さんによると、1970年万博で「お祭り」を行うことに、国側は難色を示した。国側は産業技術を披露する場と捉えていたのだ。しかし、現場は「文化の集積地」という理念を押し通した。「当時、大阪はちゃらんぽらんだったから」。上田さんはそう振り返り笑みを浮かべた。
「人間の運命は予定調和的に進行しているのかも」と横尾忠則が思った理由
何もかもが予定調和的に、人間の運命は進行しているのかも知れませんね。 しかし、僕が今日現在健康で絵が描けるのも過去の様々な出来事の積み重ねの結果だと思えば、人はなるようにしかならないということが実証されているような気がします。 横尾忠則(よこお・ただのり) 1936年、兵庫県西脇市生まれ。ニューヨーク近代美術館をはじめ国内外の美術館で個展開催。
イトーヨーカドー前の「調和の彫像」どこへ? 40年たたずむも、こつぜんと姿消す 閉店した横浜・綱島店の正面に
鳥をめで、角笛を吹く2人の女性をかたどった作品は、再開発を巡り混乱する地元の人たちにとって「調和」をもたらした「使者」でもあった。閉店に伴い、処分されてしまったのか。由緒をひもとき、行方を追った。 彫像は、彫刻家・一色邦彦さん作の「舞い降りた愛の神話」(高さ2・2メートル、幅1メートル、奥行き0・5メートル)。
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出典:青空文庫
・・・芸術に特有な、美しい調和を示していた。この調和はそれ以来、永・・・ 芥川竜之介「開化の良人」
・・・いうものの作っている調和は妙に野蛮な美を具えていました。しかし僕・・・ 芥川竜之介「河童」
・・・音だけが景色に少しも調和しない鈍い音を立てた。妻はしゃがんだまま・・・ 有島武郎「カインの末裔」