道徳（どうとく）とは？意味・読み方・使い方

ブックマークへ登録

どう‐とく〔ダウ‐〕【道徳】
の解説

１人々が、善悪をわきまえて正しい行為をなすために、守り従わねばならない規範の総体。外面的・物理的強制を伴う法律と異なり、自発的に正しい行為へと促す内面的原理として働く。

２小・中学校の教科の一。生命を大切にする心や善悪の判断などを学ぶもの。昭和33年（1958）に教科外活動の一つとして教育課程に設けられ、平成27年（2015）学習指導要領の改正に伴い「特別の教科」となった。

３《道と徳を説くところから》老子の学。

類語

関連語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

道徳のカテゴリ情報

出典：デジタル大辞泉（小学館）

［宗教・思想］の言葉

［思想・哲学］の言葉

道徳の前後の言葉

道徳の例文(30)

出典：青空文庫

･･･すべてが、彼の道徳上の要求と、ほとんど完全に一致するような形式で･･･芥川竜之介「或日の大石内蔵助」
･･･もし母が昔の女の道徳に囚れないで、真の性質のままで進んでいったな･･･有島武郎「私の父と母」
･･･て秋毫寛すなき従来の道徳を、無理であり、苛酷であり、自然に背くも･･･石川啄木「性急な思想」

もっと調べる

新着ワード

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。