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辞書
1 毒の成分。毒を含んだ気。どっき。
2 人の気持ちをひどく傷つけるような雰囲気。また、悪気。「—を含んだ言葉」
⇒どくけ(毒気)
出典:デジタル大辞泉(小学館)
毒気に当てられる
非常識な、また、予想外な相手の行動や話に呆然 (ぼうぜん) とする。「まくしたてられて、すっかり—◦られる」
毒気を抜かれる
びっくりさせられて呆然 (ぼうぜん) となる。ど肝を抜かれる。「—◦れて声も出ない」
出典:青空文庫
・・・、人間の姿を装って、毒気を吐こうとしているとでも形容しそうな気色・・・ 芥川竜之介「妖婆」
・・・か聞く、海豚の群が、毒気を吐掛けたような入道雲の低いのが、むくむ・・・ 泉鏡花「瓜の涙」
・・・従七位は、白痴の毒気を避けるがごとく、笏を廻して、二つ三つ這奴の・・・ 泉鏡花「茸の舞姫」
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