茄子／茄（なす）とは？意味・読み方・使い方

ブックマークへ登録

なす【茄^＝子／^×茄】
の解説

１ナス科の多年草。栽培上は一年草。葉は大きな楕円形。夏から秋、紫色の花を開く。実を食用とし、果皮はふつう紫黒色で光沢があり、形は品種によって丸いものや細長いものなどさまざま。インドの原産といわれる。なすび。《季夏》「採る—の手籠 (てかご) にきゅアとなきにけり／蛇笏」

[補説]ナス科の双子葉植物は、約2000種が熱帯から温帯に分布し、中南米に多く、ナス・トマト・ジャガイモ・タバコやチョウセンアサガオ・ハシリドコロなども含まれる。

２茶の湯で用いる茶入れの一。丸形で口もとがすぼみ、中央がふくらんだ形のもの。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

茄子のカテゴリ情報

出典：デジタル大辞泉（小学館）

［生物］の言葉

［植物名］の言葉

［季語］の言葉

［夏］の季語

［植物］の季語

茄子の前後の言葉

新着ワード

茄子の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

なすフラスコ【茄子フラスコ】

底が丸く、ナスのような形状をした涙滴型のフラスコ。肩の部分がないため、内部で固化した物質を取り出しやすく、洗浄が容易。ナス型フラスコ。

茄子の例文(30)

出典：青空文庫

･･･つい目前の樹の枝や、茄子畑の垣根にした藤豆の葉蔭ではなく、歩行く･･･泉鏡花「海の使者」
･･･……あの、茄子のつき加減なのがありますから、それでお茶づけをあげ･･･泉鏡花「海異記」
･･･絵の蛍が、飛交って、茄子畑へ綺麗にうつり、すいと消え、ぱっと咲い･･･泉鏡花「貝の穴に河童の居る事」

もっと調べる

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。