伯楽（はくらく）とは？意味・読み方・使い方

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はくらく【伯楽】
の解説

《中国の天馬を守る星の名から》

中国周代の、馬を見分ける名人。姓は孫、名は陽。

１馬の素質の良否をよく見分ける人。また、牛馬の病気を治す人。

２人物を見抜き、その能力を引き出し育てるのがじょうずな人。「球界の名—」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

伯楽の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

伯楽一たび冀北の野を過ぎて馬群遂に空し

《韓愈「送温処士赴河陽軍序」から》伯楽がひとたび良馬の産地である冀州の北部を通ると、良馬は1頭も残らなくなる。名君賢相が上にいると民間の賢人はみな朝廷に用いられることのたとえ。

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伯楽の例文(3)

出典：青空文庫

･･･記、元享療牛馬駝集、伯楽相馬経等の諸書に従い、彼の脚の興奮したの･･･芥川竜之介「馬の脚」
･･･じろと流眄して、世に伯楽なし矣、とソレ青天井を向いて、えへらえへ･･･泉鏡花「茸の舞姫」
･･･場　枯れた陸稲「稲の伯楽づのぁ、こっちだべすか。」爾薩待「はあ、･･･宮沢賢治「植物医師」

伯楽の前後の言葉

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