[名・形動]

  1. 計算の結果、ちょうどきりのよい数量基準にしたときに現れる過不足の数量。「—が出る」「—を切り捨てる」

  1. 端金 (はしたがね) 」の略。

    1. 「手切れの—にはあらざりけんを」〈一葉・暁月夜〉

  1. どちらともつかないこと。中途半端なこと。また、そのさま。

    1. 「—に延びた命の断片を、運動で埋める積りで歩くのだから」〈漱石・彼岸過迄〉

    2. 御子は立つも—、居るも—にてゐ給へり」〈竹取
  1. 端女 (はしため) 」の略。

    1. 「????りとばさるる—の身」〈一葉大つごもり

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