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ふ‐とく【不徳】 の意味

  1. [名・形動]
  1. 身に徳の備わっていないこと。
  1. 人の行うべき道に反すること。また、そのさま。不道徳。「不徳な(の)輩 (やから) 」「不徳漢」

ふ‐とく【不徳】の慣用句

  1. 不徳の致すところ
    • 自分の不徳のため引き起こしたこと。失敗や不都合のあったとき、謝罪の意味で使う。
  • ふ‐とく【不徳】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・初めは快、不快な結果を好悪する心から徳、不徳を好悪したのだが、広く連想をくりかえすうちに、直接に徳、不徳を好悪するようになった。

      倉田百三「学生と教養」

    • ・・・私みたいな、不徳の者が、兵隊さんの原稿を持ち込みするということに、唐突の思いをなされるかも知れませんが、けれども人間の真情はまた、おのずから別のもので、私だって、」と書きかけて、つい、つまずいてしまうのだ。

      太宰治「鴎」

    • ・・・多くの人の玩弄物になると同時に、多くの人を弄んで、浮きつ沈みつ定めなき不徳と淫蕩の生涯の、その果がこの河添いの妾宅に余生を送る事になったのである。

      永井荷風「妾宅」