福井県の敦賀半島北端部にある日本原子力研究開発機構高速増殖炉高速中性子によって燃料プルトニウム増殖し、ナトリウム冷却する、国産の発電用高速増殖原型炉。発電プラントとしての信頼性の実証と、ナトリウム取り扱い技術確立目的として建設された。平成3年(1991)5月に完成し、平成6年(1994)4月に初臨界を達成、翌年8月から発電開始したが、12月にナトリウム漏洩事故が発生し運転停止。平成22年(2010)5月に試運転を再開したが、8月に炉内で装置落下事故が発生し、再び運転停止。平成28年(2016)12月、廃炉が決定した。名称文殊菩薩由来。正式名称は高速増殖原型炉もんじゅ。→ふげん原子力発電所補説

文殊菩薩 (ぼさつ) 」に同じ。

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