[名](スル)
  1. 遠くを見ること。遠望。とおみ。「峠から村落の灯を—する」

    1. 「かの滋藤 (しげふぢ) 漫々たる海上を—して」〈平家・五〉

  1. 将来のことを見通すこと。

    1. 「大利の基いをひらくの理だから、落付いて—すべし」〈魯文西洋道中膝栗毛

  1. 遠くの眺め。遠景

    1. 「万山いちじろき—は」〈九位〉

  1. 能楽用語。

    1. ㋐遠くを見渡すしぐさをして、観客遠景想像させる演技

    2. ㋑ある演技が間接的に何かを観客想像させる効果

      無上の上手は…舞歌の風義の—現はるる所にて」〈花鏡

[演劇・映画]の言葉

[能・狂言]の言葉

出典:青空文庫

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