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唐紙（からかみ） とは？ 意味・読み方・使い方

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から‐かみ【唐紙】
の解説

  1. １ 中国から渡来した紙。また、それに似せて日本で製した紙。華麗な模様のある厚手の紙が、平安時代には衝立 (ついたて) ・襖障子 (ふすましょうじ) 、その他の装飾に用いられた。江戸時代には襖専用の紙を「からかみ」、中国産の紙を「とうし」とよんで区別した。

  1. ２ 「唐紙障子」の略。

  1. ３ 織り色の名。縦糸は白色、横糸は黄色のもの。

  1. ４ 襲 (かさね) の色目の名。表は白色、裏は黄色のもの。

  1. ５ 近世、品川の遊里の下級女郎。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

唐紙 のカテゴリ情報

出典：デジタル大辞泉（小学館）

［生活］の言葉

［ファッション］の言葉

唐紙 の前後の言葉

唐紙 の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

唐紙 の例文(30)

出典：青空文庫

  • ･･･殊に紅唐紙の聯を貼った、埃臭い白壁の上に、束髪に結った芸者の写真･･･ 芥川竜之介「将軍」

  • ･･･た向うにある、書斎の唐紙をあけました。これは茶の間へ行く間に、教･･･ 芥川竜之介「二つの手紙」

  • ･･･その上に琉球唐紙のような下等の紙を用い、興に乗ずれば塵紙にでも浅･･･ 内田魯庵「淡島椿岳」

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