[動ラ五(四)]《「きいた(来至)る」の音変化》
  1. やって来る。くる。「米大統領—・る」「冬—・りなば春遠からじ」

  1. 使いものにならなくなる。古くなっていたむ。古くさくなる。ぼける。

    1. 「角琴柱 (かくことぢ) はちと—・ったから打ち直させうと思ふよ」〈滑・浮世風呂・二〉

  1. 異性に、ほれこむ。

    1. 年増 (としま) のお麦めは自己 (おいら) に九分九厘—・ってゐて」〈滑・七偏人・三〉

  1. 動詞の連用形に付いて)…し続けて現在にまで及ぶ。「行い—・る」

連体動詞「きた(来)る」の連体形から》月日や行事などを表す語の上に付いて、近いうちにくる、この次の、の意を表す。「運動会は—一〇日に開かれる」「—定期総会において」⇔去る

出典:青空文庫

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