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ぐ【愚】 の意味

  1. [名・形動]おろかなこと。ばかげたこと。また、そのさま。「―を犯す」「―な男」
  1. [代]一人称の人代名詞。自分のことをへりくだっていう語。
    • 「―案ずるに何様 (いかさま) 小姑というものは」〈紅葉・二人女房〉

ぐ【愚】の慣用句

  1. 愚に返る
    • 年をとって、分別を失う。また、おろかになる。
      「中風の老父(おやじ)は最早(もう)余程―・ってる様ですが」〈木下尚江良人の自白
  1. 愚にも付かぬ
    • ばかばかしくて問題にならない。「―ことを言う」
  1. 愚の骨頂
    • この上なくおろかなこと。
  • ぐ【愚】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・あとに残っているのは、一切の誤解に対する反感と、その誤解を予想しなかった彼自身のに対する反感とが、うすら寒く影をひろげているばかりである。

      芥川竜之介「或日の大石内蔵助」

    • ・・・君たちもこんな話を聞いたら、小えんのを哂わずにはいられないだろう。

      芥川竜之介「一夕話」

    • ・・・……いや、に返った事は――もし踊があれなりに続いて、下り坂を発奮むと、町の真中へ舞出して、漁師町の棟を飛んで、海へころげて落ちたろう。

      泉鏡花「貝の穴に河童の居る事」