抗う／争う／諍う（あらがう）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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あらが・う〔あらがふ〕【^▽抗う／^▽争う／^×諍う】
の解説

［動ワ五（ハ四）］

１従わないであらそう。抵抗する。逆らう。「運命に—・う」「権勢に—・う」

２負けずに言い返す。言いたてる。言い争う。
1. 「つひにあるべき事と思せば、ことに—・はず」〈源・夕霧〉

３賭け事で人と張り合う。
1. 「言ひそめてむ事とて、かたう—・ひつ」〈枕・八七〉

[可能]あらがえる

出典：デジタル大辞泉（小学館）

抗うの例文(30)

出典：青空文庫

･･･同人の腕こきが、先を争うてほとんど奪い合いの形で書いた。否な独り･･･泉鏡花「おばけずきのいわれ少々と処女作」
･･･心細い――一時半時を争うんだ。もし、ひょんな事があるとすると――･･･泉鏡花「朱日記」
･･･らは父をさしおき先を争うて庭へまわった。なくなられたその日までも･･･伊藤左千夫「紅黄録」

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