出典:gooニュース
福島第一原発の停電 地中の構造把握せず掘削か
福島第一原発で24日発生した停電について、原因とみられる掘削作業が地中の構造を把握しないままに掘り進められていたことが分かりました。 福島第一原発の24日の停電は、掘削作業に当たっていた作業員が地中の電源ケーブルを傷付けたことが原因とみられています。
作業員“掘り過ぎ” 地中の構造認識不足でケーブル損傷か 福島第一原発停電トラブル 東京電力
東電によりますと、この場所はコンクリートの下にケーブルがある構造でしたが、作業員はコンクリートの下に砕石があると思い込み、掘り進めた結果、ケーブルに当たったとみられるということです。これを受け東電は、同様の作業を行う際は、社員が立ち会うようにするなどの対策を取ることを決めました。
地中構造の認識不足か 東京電力福島第1原発一部停電 掘り過ぎケーブル損傷
協力企業はこれまでの経験から砕石がある層まで掘るという認識でいたが、今回掘削した場所には砕石がなくコンクリートの下に管がある構造だったため、電源ケーブルを損傷させたと推定している。作業手順書には地中の構造が記載されていなかった。 電源ケーブルは深さ約40センチの地中に埋設されていた。作業員はケーブルを引き直すため約10センチの舗装面を剥ぎ取る作業をしていた。
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