• 意味
  1. 地熱エネルギーによって高いエネルギーを獲得した流体を地熱流体と称する。この流体のある程度の量がまとまって含有される地層部分をいう。堆積岩で代表されるような多孔質触媒中に含まれている場合と割れ目中に含有されている場合がある。流体は主に天水を起源とする水であり、貯留層中に主に気相である場合と液相である場合がある。前者を蒸気卓越型、後者を熱水卓越型とよぶ。貯留層の上部には非浸透性の帽岩が存在する場合がある。地熱貯留層ともいう。