• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

水天彷彿の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

はるかな海上の水と空とが接していて、どこまでが水でどこまでが空かはっきり見分けられないさま。▽「水天」は海と空。「彷彿」はぼんやりしてはっきりしないさま。「彷彿」は「髣髴」とも書く。
出典
頼山陽らいさんよう「天草洋あまくさなだに泊はくす」(詩)
句例
水天彷彿として、水天彷彿たる眺め
用例
狂瀾きょうらん激浪を水天髣髴の間に認めて惶忙こうぼう退回したる如ごとく<幸田露伴・露団々>
活用形
〈―タル〉 〈―ト〉

水天彷彿の解説 - 学研 四字熟語辞典

遠くの水平線で、空と海の青色が接して、ひとつに融け合っていること。
注記
「彷彿」は、おぼろげに見えるさま。
表記
「彷彿」は、「髣髴」とも書く。
出典
頼山陽らいさんよう「天草洋あまくさなだに泊はくす」
用例
水天髣髴すいてんほうふつの間に毛筋ほどの長堤を横たえ、その上に、家五六軒だけしか対岸に見せない利根川の佐原の宿、〈岡本かの子・河明かり〉

水天彷彿の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

海上遠く、空と水面とがひと続きになっていて境界がはっきりしないこと。

「狂瀾激浪を—の間に認めて」〈露伴・露団々〉

[景色]の四字熟語

[水平線]の四字熟語

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。