一物（いちもつ）とは？意味・読み方・使い方

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いち‐もつ【一物】
の解説

１一つの品物。また、ほんの少しのもの。

２心中に秘めたたくらみや、わだかまり。「胸に—がある」

３金銭のこと。

４男根のこと。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

一物の例文(23)

出典：青空文庫

･･･生ある一物、不思議はないが、いや、快く戯れる。自在に動く。……が･･･泉鏡花「海の使者」
･･･れ自らもまた自然中の一物に加わり、その大いなる力に同化せられ、そ･･･伊藤左千夫「隣の嫁」
･･･ち解けたような、また一物あるような腹がまえと、しゃべるたびごとに･･･岩野泡鳴「耽溺」

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