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辞書
《古くは「たふさき」か》肌につけて、陰部を覆うもの。下ばかま。とうさぎ。
「真裸にて、—ばかりをして」〈宇治拾遺・一二〉
⇒たふさぎ
出典:デジタル大辞泉(小学館)
たふさぎいわい【褌祝(い)】
⇒ふんどしいわい
出典:青空文庫
・・・彼等は二人とも赤褌をしめた、筋骨の逞しい男だった。が、潮に濡れ・・・ 芥川竜之介「海のほとり」
・・・――髪を藁束ねにした褌かつぎが相撲膏を貼っていたためかもしれな・・・ 芥川竜之介「追憶」
・・・たる姉をおもい、紺の褌の媽々をおもう。同じ白石の在所うまれなる・・・ 泉鏡花「一景話題」
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