だん‐えん〔‐ヱン〕【団円】

の解説

［名・形動］

1. １ まるいこと。また、そのさま。

   1. 「—なる地球」〈中村訳・西国立志編〉

1. ２ 円満であること。また、そのさま。

   1. 「政府人民の別ありと雖も、原来—なる一物にして」〈西村茂樹・明六雑誌三九〉

1. ３ 欠ける所もなく完全に終わること。→大団円

   1. 「弓張月拾遺の篇、凡 (およそ) 十巻にして—をなせり」〈読・弓張月・拾遺〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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