出典:gooニュース
88歳で逝去したアガ・カーン4世殿下 凱旋門賞を制したザルカヴァは60年以上にわたった馬産の〝結晶〟
1957年に祖父(アガ・カーン3世殿下)の死を受けイマームの座を継いだ4世殿下は当初競馬に関心を示していなかったが、60年に父であるアリ・カーン王子が事故死すると、競馬事業を継承。70年代にデュプレ家とブサック家、2000年代にもラガルデール家とフランスの名門生産者の馬資産をまとめて手に入れるなど質を高めつつ、規模も拡大(繁殖牝馬は現在160頭ほど)。
世界的大馬主のアガ・カーン4世殿下が逝去 ルメール騎手が哀悼の意「緑の帽子、赤いエポレットを着用できたことは名誉」
イスラム教の指導者、実業家で、競馬界では世界的なオーナーブリーダーとして知られるアガ・カーン4世殿下が2月4日、ポルトガルのリスボンで死去したことが分かった。88歳で亡くなったとアガ・カーン開発ネットワーク(AKDN)のホームページで発表した。 凱旋門賞は4勝。
アガ・カーン殿下が死去、ルメールが追悼「緑の勝負服を着られたことは名誉であり光栄」
かつて主戦騎手を務めたクリストフ・ルメール(45)は「殿下が逝去された知らせに心を動かされました。彼の象徴的な赤い肩章が付いた緑の勝負服を着ることができたのは名誉であり、光栄でした。ご家族とご親族の皆さまに心より、お悔やみ申し上げます」とXに投稿し、哀悼の意を表した。
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