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動詞「なむ」の連用形から》

  1. 並んでいること。並んだもの。ならび。

  1. よくも悪くもないこと。ごく一般的であること。また、そのもの。中ぐらい。普通。「—の品」「—の選手

  1. 商品などの等級で、上と下の中間のもの。中程度。「にぎりの—」

  1. 同程度・同類であること。同等

    1. 「わが—の人にはあらじと思ひて」〈玉鬘

  1. 名詞の下に付いて接尾語的に用いられる。

    1. ㋐そのものと同じ、そのものと同じ程度などの意を表す。「例年—の気候」「世間—の生活」

    2. ㋑その物ごと、その時ごとの意を表す。「軒—」「月—」

    3. ㋒それが並んでいること、いくつも重なっている意を表す。「歯—」「家—」

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