バイオ【bio】

  1. バイオテクノロジー」の略。
  1. 他の語の上に付いて、生命の、生物に関する、の意を表す。
  1. バイオアート
    • (和)bio+art》バイオテクノロジー(生物工学)から得られた情報(生物の顕微鏡写真・接写写真など)を用いて、生物の形態の面白さを絵画やデザイン作品に表現するもの。
  1. バイオアッセイ【bioassay】
  1. バイオいやくひん【バイオ医薬品】
  1. バイオインスピレーション【bioinspiration】
    • 生体のもつ優れた機能や形状に着想を得て、工学・医療分野に応用すること。バイオミメティクスとほぼ同義。
  1. バイオインダストリー【bioindustry】
    • バイオテクノロジーを利用して行われる産業。医薬品や食品工業、農林・水産・畜産業や、そのための装置製造業まで含められる。
  1. バイオインフォマティクス【bioinformatics】
    • コンピューターによる情報科学の手法を、広く生命現象の解明に応用する学問分野。ゲノム解析、たんぱく質の構造決定、創薬をはじめ、現代の医学・生物学の中で非常に重要な役割を担っている。生命情報科学。生命情報工学。
  1. バイオウオッシュ【bio-wash】
  1. バイオエシックス【bioethics】
    • 人間の生命、人類の生存について倫理的な観点も加えて総合的に考えていこうとする学問。生命科学・医療技術の安全性や規制、倫理問題を対象とする。生命倫理。
  1. バイオエタノール【bioethanol】
    • [補説]トウモロコシの果実から得たデンプンを利用して生産されるところから、食用・飼料用のトウモロコシの供給が圧迫され、価格の高騰が見られるようになった。さらに、小麦など他の穀物の生産者がトウモロコシの生産に切り替えることにより、穀物全体の価格が上昇、食肉・牛乳など食品全般の価格にも影響が出ている。
  1. バイオオーグメンテーション【bioaugmentation】
  1. バイオガス【biogas】
  1. バイオガソリン【bio gasoline】
    • [補説]日本では平成19年(2007)4月から販売。植物を燃して発生する二酸化炭素は植物の取り入れた二酸化炭素と同量であり、環境汚染にならないという考え方から世界に普及。
  1. バイオこうぞくひん【バイオ後続品】
    • すでに販売されているバイオ医薬品と同等の品質・安全性・有効性をもち、先行医薬品とは異なる企業によって製造販売されるものをいう。一般的な医薬品の後続品であるジェネリック医薬品とは区別されている。バイオシミラー。
  1. バイオコンピューター【biocomputer】
    • 人間の脳の機能と同様の、瞬間的な理解やあいまいな状況の判断など、高度な情報処理をめざすコンピューター。一般には、バイオチップを用いて脳の生体構造をまねたものをさす。
  1. バイオサイクル【biocycle】
    • 資源を循環利用する生産方式。収穫した生産物を商品化する過程で生じる栄養価のある副生物を、肥料として畑に戻すなどの例がある。
  1. バイオさんぎょう【バイオ産業】
    • 《bioindustry》遺伝子工学・細胞融合・組織培養・発酵などの技術を応用した産業。生物産業。バイオインダストリー。
  1. バイオシミラー【biosimilar】
  1. バイオスティミュレーション【biostimulation】
  1. バイオスフィア【biosphere】
    • 《「バイオスフェア」とも》生物圏。生命圏。水中・地殻中・大気中の生物が生息し得る範囲。
  1. バイオスフェア【biosphere】
  1. バイオセーフティーレベル【biosafety level】
  1. バイオセラミックス【bioceramics】
    • 人工骨・人工歯根などに用いるセラミックス。異物反応がなく、丈夫で加工しやすいことが必要である。
  1. バイオセンサー【biosensor】
    • 酵素などの生化学物質が特定の物質とだけ反応する性質を利用して、物質の検出と定量を行うこと。また、その装置。
  1. バイオチップ【biochip】
    • たんぱく質などの生体物質を使って構成された、高度な演算や判断が可能な電子素子。バイオ素子。
  1. バイオディーゼル【biodiesel】
    • 植物性の食用廃油を燃料とするディーゼルエンジン。廃油12にメタノール約1を加えるとできるメチルエステルで動く。エンジンの改良は不要で、排ガスもクリーン。
  1. バイオディーゼルねんりょう【バイオディーゼル燃料】
    • 生物由来油から作られたディーゼルエンジン用の燃料。軽油の代替燃料として注目されている。菜種油などの植物油や使用済みのてんぷら油などにメタノールを加えてグリセリンを除去するなどの方法で粘度を低下させ、燃料として使用できるようにしたもの。カーボンニュートラルの特性をもつバイオマス燃料であり、地球温暖化対策の一つとして導入が推進されている。普及のための法整備も行われており、ごみ収集車や公営バスなど公共交通機関への導入が進められている。BDF(bio diesel fuel)。
    • [補説]BDFは商標名。
  1. バイオテクノロジー【biotechnology】
    • 生物の行う化学反応、あるいはその機能を工業的に利用・応用する技術。遺伝子の組み換え、細胞融合や酵素を扱う技術が含まれ、発酵・新品種育成・環境浄化などに利用。生命工学。生物工学。
  1. バイオデザイン【biodesign】
    • ドイツの工業デザイナー、ルイジ=コラーニが自然界の生態にはたらいている力の原理に基づく自らの形態表現を呼んだ言葉。なめらかな曲面をもつボールペン・カメラなどが製品化された。
  1. バイオテレメトリー【biotelemetry】
    • 生物に小型の発信器などを取り付け、行動・生理・環境についてのデータを遠隔測定し、行動や生態を調査する研究手法。個体の位置を得るラジオテレメトリー、追跡を主とするラジオトラッキングと同じ意味で使われることが多い。また、ビデオカメラやセンサーで画像やデータを記録して調査することをバイオロギングと呼んで区別する場合もある。
  1. バイオテロ
    • 《bioterrorismから》細菌・ウイルスなどを使って多数の人を無差別に殺そうとする行為。2001年、米国で起こった炭疽菌郵送事件など。
  1. バイオでんち【バイオ電池】
  1. バイオドシメトリー【biodosimetry】
    • 生体組織の状態を調査したり、生理学的な諸量を計測したりすることで、被曝線量を評価する研究手法。細胞中の染色体異常や血液中のリンパ球などの質的・量的な変化を見る方法が知られる。生物学的線量評価法。バイオロジカルドシメトリー。
  1. バイオトロン【biotron】
    • 環境と生体との関係を研究するための、温度・湿度・光などの環境条件を人工的にコントロールできる生物の飼育・培養装置。ファイトトロン(植物用)・ファンジトロン(菌類用)・インセクトロン(昆虫用)などがある。
  1. バイオニクス【bionics】
    • 生物のもつ感覚や神経、制御などの機能を応用する工学。そのような機能を工学的に作り、活用することをめざす。生体工学。
  1. バイオにんしょう【バイオ認証】
  1. バイオねんりょう【バイオ燃料】
  1. バイオハザード【biohazard】
    • 病原体やそれに感染した動物を扱う研究のため、人間や自然の生態系に生じてくる危険。生物災害。
  1. バイオビジネス
    • (和)bio+business》バイオテクノロジー技術を応用して商品開発を行う産業。
  1. バイオフィードバック【biofeedback】
    • 血圧・心拍数・筋肉の緊張などの生理機能を測定し、それを音や画像などの情報に変換して本人に知覚させることによって、心身の状態を自分の意志で制御する技法。心身症の治療やスポーツのトレーニングなどに用いられる。
  1. バイオフィルム【biofilm】
    • 微生物が自身の産生する粘液とともに作る膜状の集合体。口腔の歯垢のほか、干潟の泥や川石の表面などに形成される膜などを指す。菌膜。微生物膜。
    • 肺炎菌が周辺の肺組織の間につくる粘着性膜。多糖類・フィブロネクチン・ビトロネクチンなどからつくられ、抗生物質リンパ球の菌への接近を妨げ、難治性肺炎をもたらす。
  1. バイオフォトン【biophoton】
    • 生物の基本的な生命活動に伴って発せられる極めて弱い光。細胞内の呼吸やエネルギー代謝に関わる自発的な発光であり、肉眼で感知可能な生物発光とは強度の面で区別される。生物フォトン。
  1. バイオプシー【biopsy】
  1. バイオプラスチック【bioplastic】
  1. バイオプロスペクティング【bioprospecting】
    • 生物資源の中から医薬品・食料などに利用できる有用な遺伝資源を発見すること。生物資源探査。生物探査。
  1. バイオベンチャー
    • (和)bio+venture》バイオテクノロジーによる新しく高度な知識・技術を応用して、新薬や新しい治療技術の研究開発に従事する中小企業。
  1. バイオホロニクス
    • (和)bio+holonics》生物の機能単位と全体との調和関係を研究し、医学・工学に応用しようとするプロジェクト。旧科学技術庁の創造科学推進制度により昭和56~61年(1981~1986)に行われた。
  1. バイオマーカー【biomarker】
    • 病気の進行や薬剤の効果など、生体内の生物学的変化を定量的に把握するための指標となる物質。血液や尿に含まれるたんぱく質などが用いられる。
  1. バイオマス【biomass】
    • ある空間内をある時点で占める生物体の量。重量またはエネルギー量で表す。生物体量。生物量。
    • 生物を利用して有用物質やエネルギーを得ること。また、その生物体。生物資源。
  1. バイオマスエネルギー【biomass energy】
    • 生物群をエネルギー源として利用する方法。メタン抽出など。また、そのエネルギー。→バイオマス
  1. バイオマスタウン【biomass town】
    • 生物資源(バイオマス)を総合的に有効利用するシステムを構想し、実現に向けて取り組む市町村のこと。農林水産省が認定・公表し、全国で318地区が指定された。
  1. バイオマスねんりょう【バイオマス燃料】
    • 植物資源などのバイオマスを加工して作る燃料。木くずや廃材、トウモロコシ、サトウキビ・ビートの絞りかす(バガス)などを発酵させて作るエタノール(エチルアルコール)、家畜の糞尿などを発酵させてできるメタンなど。バイオ燃料。
  1. バイオマスはつでん【バイオマス発電】
    • 植物や動物の排泄物などの有機物バイオマス)をエネルギー源として利用する発電。バイオマスを直接燃焼して得られる熱で発電する方法と、バイオマスから得たガス(バイオガス)を利用して発電する方法がある。
  1. バイオマスプラスチック【biomass plastics】
  1. バイオミミクリー【biomimicry】
  1. バイオミュージック【bio-music】
    • 人間の身体・精神に作用することを目的にした音楽。音楽によって脳の情緒活動に影響を与え、治療やリハビリテーションに役立てようというもの。
  1. バイオメカニクス【biomechanics】
    • 《「バイオメカニックス」とも》生物の運動機能を研究し、工学などに応用しようとする分野。生体力学。
  1. バイオメトリー【biometry】
  1. バイオメトリックス【biometrics】
    • 生物統計学。特に、生物の変異に関する問題を統計的に研究する分野。バイオメトリー。バイオメトリクス。→バイオメトリックス認証
  1. バイオメトリックスにんしょう【バイオメトリックス認証】
    • biometrics authentication》生体認証。指紋、声紋、網膜や手のひらの静脈のパターンなど、身体的特徴により本人確認をする技術。バイオ認証。生物学的認証。
  1. バイオリアクター【bioreactor】
    • 微生物や酵素などの生体触媒を用い、物質の合成・分解などを行う装置。血液検査や醸造に利用。
  1. バイオリズム【biorhythm】
    • 生物の活動にみられる一定の周期的な変動。睡眠と覚醒とが1日を単位として現れるなど。人間の感情や知性についてもいうことがある。
  1. バイオルミネセンス【bioluminescence】
  1. バイオレメディエーション【bioremediation】
  1. バイオロギング【bio logging】
    • 生物に小型のビデオカメラやセンサーを取り付けて画像やデータを記録し、行動や生態を調査する研究手法。鳥類、海中生物の調査に威力を発揮。行動・生理・環境についてのデータを遠隔測定するバイオテレメトリーと同じ意味で使われることがある。また、小型の発信器などを取り付け、その位置を得ることをラジオテレメトリー、個体の追跡を目的とすることをラジオトラッキングと呼んで区別する場合もある。
  1. バイオロジカルドシメトリー【biological dosimetry】