破戒（はかい）とは？意味・読み方・使い方

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は‐かい【破戒】
の解説

戒律を破ること。受戒者が戒法にそむく行為をすること。⇔持戒。

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はかい【破戒】
の解説

島崎藤村の小説。明治39年（1906）刊。被差別部落出身の小学校教師、瀬川丑松が、周囲の因習と戦い、父の戒めを破って自己の素性を告白するまでの苦悩を描く。日本自然主義文学の先駆。

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

破戒の前後の言葉

破戒の例文(9)

出典：青空文庫

･･･もしまた破戒せば「いんへるの」とて、衆苦充満の地獄に堕し、毒寒毒･･･芥川竜之介「るしへる」
･･･まだしもだが、何だか破戒僧のような面相になってしまうのである。こ･･･織田作之助「髪」
･･･当時にあって、長編「破戒」の稿を起すにあたって、従軍したつもりで･･･黒島伝治「明治の戦争文学」

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