[動マ五(四)]
  1. 物と物との間に差し入れる。「しおりを本に—・む」「パンにハムを—・む」

  1. 物と物との間に入れて落ちないようにする。両側から物をしっかり押さえる。「箸 (はし) で菓子を—・む」「ドアに指を—・む」

  1. 何かをしている途中に、別のものを入れる。さしはさむ。「休憩を—・む」

  1. 何かを間に置いて相対する。「テーブルを—・んで座る」

  1. 心にいだく。「疑いを—・む」「異心を—・む」

  1. (「小耳にはさむ」の形で)聞くとはなしに聞く。聞き込む。「噂を小耳に—・む」

    1. 撮 (つま) む用法

[可能]はさめる
[動マ下二]《「はざむ」とも》に同じ。
    1. 「左右の殿上人、階 (きざはし) を—・めて欄干に候ひて」〈著聞集・一九〉

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。