ひび・く【響く】

の解説

［動カ五（四）］

1. １ 音・声があたりに広がり伝わる。「大砲の音が—・く」

1. ２ 反射して聞こえる。反響する。「こだまが—・く」

1. ３ 余韻が長く続く。「鐘の音が—・く」

1. ４ 振動が伝わる。「爆発の衝撃がガラス戸に—・く」

1. ５ 世間に広く知られる。「名声が世間に—・く」

1. ６ 心に通じる。また、感覚に訴える。「忠告も彼には—・かない」「胸に—・く一言」

1. ７ 他へ影響が及ぶ。「交通ストが通勤に—・く」「無理をするとからだに—・く」

1. ８ ある意味をもって聞きとれる。「非難がましく—・く」

1. ９ 体形や肌着の輪郭が衣服の表面にあらわれる。「体の線が—・く」「アウターに—・かない下着」

類語

• 鳴る(なる)
• 鳴り響く(なりひびく)
• 響き渡る(ひびきわたる)
• 鳴り渡る(なりわたる)
• 高鳴る(たかなる)
• 轟く(とどろく)

関連語

• 聞こえる(きこえる)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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