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[形][文]うしろめた・し[ク]《「後ろ目痛し」からという》
  1. 自分に悪い点があって、気がとがめる。やましい。「親友を裏切ったようで—・い」

  1. 自分の目が届かず、不安である。心もとない。気がかりだ。

    1. 「我なからむ世など—・し」〈落窪・二〉

  1. 油断がならない。気が許せない。

    1. 「是ほど—・う思はれ参らせては」〈平家・二〉

[補説]2原義で、古くはやましい気持ちを含まなかった。
[派生]うしろめたげ[形動]うしろめたさ[名]
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