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紫式部、藤原道長・彰子の至宝ずらり 「紫式部と祈りの世界」展、27日に開幕 大津市歴博
紫式部は、貴族の藤原道長と娘の彰子に仕え、代表作の「源氏物語」を執筆したとされる。企画展では、3人それぞれの至宝を取りそろえた。道長の日記「御堂関白記(みどうかんぱくき)」には、道長が修験道の聖地である奈良・吉野の金峯山(きんぷせん)に参詣し、経筒(きょうづつ)を埋めたことが記されている。出展される道長の至宝は「金銅藤原道長経筒」(1007年)。
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なお、上記の新書2冊はそれぞれに、藤原道長と紫式部がいったいどんな関係にあったのか、光源氏のモデル論争と合わせて考察を加えている。研究者の中でも意見はさまざまなので、2冊を読み比べてみるのもオススメだ。
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そして、藤原道長の栄華は天然痘の流行を機にはじまったが、その終わりにははしかの流行が影を差したのである。 香原斗志(かはら・とし) 音楽評論家・歴史評論家。神奈川県出身。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。著書に『カラー版 東京で見つける江戸』『教養としての日本の城』(ともに平凡社新書)。
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