鬱憤（うっぷん）とは？意味・読み方・使い方

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うっ‐ぷん【鬱憤】
の解説

外へ出さないで心の中に抑えている怒りや恨み。また、そういう気持ちが積もること。「—を晴らす」

「善忠が所領を取りて左馬の助に申し与へんとするを—する折節なり」〈太平記・三五〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

鬱憤の例文(9)

出典：青空文庫

･･･親爺も、それで、胸の鬱憤が晴れ息がつけるものらしい。　だが、親爺･･･黒島伝治「小豆島」
･･･胸は鬱憤としていっぱいだった。「もっと思うさまやってやればよかっ･･･黒島伝治「氷河」
･･･二人は狩に出て鬱憤を晴し、退屈を凌いだ。兎の趾跡は、次第に少くな･･･黒島伝治「雪のシベリア」

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