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細胞の原形質表面にある糸状の突起で、繊毛より数が少なく、長くて運動性をもつ小器官。ある種の細菌や鞭毛虫類、藻類・菌類の遊走子・配偶子、精子などにみられる。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
べんもううんどう【鞭毛運動】
鞭毛による運動。細菌では螺旋 (らせん) 形の鞭毛を回転させ、精子では鞭毛自体を屈曲させて、推進する。
べんもうそうるい【鞭毛藻類】
鞭毛をもつ、主に単細胞の藻類の総称。
べんもうちゅう【鞭毛虫】
原生動物の一綱。一亜門とされることもある。単細胞で、1本以上の鞭毛をもつ。色素体をもつ植物性鞭毛虫と、もたない動物性鞭毛虫とに分けられ、植物性のものは植物として分類されることもある。ヤコウチュウ・ミドリムシなど、プランクトンとして広く分布し、寄生する種もある。
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