[名]
  1. 書籍書物。「—を読む」「—の虫」「美術の—」

  1. 脚本台本。「—読み」

  1. 模範とすべきもの。手本。「手習いの—とする」「行儀作法の—になる」

  1. もととなるもの。主となるもの。根本。また、本分。「学業を—とする」

  1. 本当であること。真実。

    1. 冗談ではなし、—の事」〈露伴・一刹那〉

[接頭]名詞に付く。
  1. 今、現に問題にしているもの、当面のものであることを表す。この。「—議案」「—大会」

  1. それがいま話している自分にかかわるものであることを表す。「—大臣としては」

  1. きょうの。本日の。「—未明

[接尾]助数詞。漢語数詞に付く。上に来る語によっては「ぼん」「ぽん」となる。
  1. 長い物、細長い棒状のものなどを数えるのに用いる。「鉛筆五—」「二—の道路

  1. 剣道柔道などで、技 (わざ) の数を数えるのに用いる。「二—を先取する」

  1. 映画作品の数を数えるのに用いる。「主演作五—」

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