1. 冠の付属具で、背後中央に垂らす部分。古くは、髻 (もとどり) を入れて巾子 (こじ) の根を引き締めたひもの余りを後ろに垂らした。のちには、幅広く長い形に作って巾子の背面の纓壺 (えつぼ) に差し込んでつけた。時代により形状が異なり、垂纓 (すいえい) ・巻纓 (けんえい) ・立纓 (りゅうえい) ・細纓 (さいえい) ・縄纓 (なわえい) などの区別がある。

  1. 冠が落ちないようにあごの下で結ぶひも。

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。