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辞書
1 漢方医などが生薬を粉末にするのに用いる金属製の器具。細長い舟形で、中央がV字形にくぼんでいるもの。中に生薬を入れ、円板形の車に通した軸を両手でつかみ、前後に回転させて押し砕く。くすりおろし。
2 《1に形が似るところから》鶏の胸骨の先端部分。焼き鳥やから揚げなどにする。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
やげんだい【薬研台】
罫書 (けが) き作業で、円柱材の中心を求めるために用いる、上面にV字形の溝をつけた金属製の台。ブイブロック。三角台。
やげんどおしよしみつ【薬研通吉光】
粟田口吉光の手になる短刀の名。細川政元に居城を攻められた畠山政長が、自害しようとこの短刀を腹に突き立てたが通らず、投げ捨てたところ、近くの薬研を突き通したといわれるところからの名称。
やげんぼり【薬研堀】
薬研の形に似て、V字形に底が狭くなっている堀。江戸の両国の堀が有名。
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出典:青空文庫
・・・、蒼空へ突出た、青い薬研の底かと見るのに、きらきらと眩い水銀を湛・・・ 泉鏡花「瓜の涙」
・・・瑠璃、瑪瑙の盤、また薬研が幾つも並んだように、蟠った樹の根の脈々・・・ 泉鏡花「半島一奇抄」
・・・の径が嶮しく、砕いた薬研の底を上る、涸れた滝の痕に似て、草土手の・・・ 泉鏡花「縷紅新草」
薬研彫
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