豆乳を煮たときに上面にできる薄黄色の皮膜をすくい取ったもの。生 (なま) 湯葉と干し湯葉があり、吸い物・煮物などに用いる。うば。

[補説]書名別項。→湯葉

芝木好子の中編小説。昭和35年(1960)「群像」誌に発表同年、第12回女流文学者賞受賞。自身母方の祖母をモデルに、湯葉作りの家業を守りつつ懸命に生きる女性の半生を描く。以後隅田川」「丸の内八号館」と続く自伝的3部作の第1作目。

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

gooIDでログインするとブックマーク機能がご利用いただけます。保存しておきたい言葉を200件まで登録できます。