よ・る【因る／^▽拠る／^▽由る／^▽依る】

の解説

［動ラ五（四）］《「寄る」と同語源》

1. １ （因る・由る）それを原因とする。起因する。「濃霧に—・る欠航」「成功は市民の協力に—・る」

1. ２ （依る）物事の性質や内容などに関係する。応じる。従う。「時と場合に—・る」「人に—・って感想が違う」「成功は努力いかんに—・る」

1. ３ （依る）動作の主体をだれと指し示す。「市民楽団に—・る演奏」

1. ４ （依る）それと限る。「だれに—・らず文句を言う」「何事に—・らず好き嫌いが多い」

1. ５ （依る）手段とする。「機械に—・る生産」「挙手に—・る採決」

1. ６ （依る）頼る。依存する。「信仰に—・って生きる」「年金に—・って生計を立てる」

1. ７ （拠る）根拠とする。「実験に—・る結論」「天気予報に—・ると大雨らしい」

1. ８ （拠る）よりどころとする。のっとる。「法律の定めるところに—・る」

1. ９ （拠る）根拠地とする。たてこもる。「城塞に—・って戦う」

[可能]よれる

類語

• 基づく(もとづく)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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