出典:gooニュース
袴田巌さん冤罪、1日平均12時間の取り調べや長期勾留ほのめかし自白迫る…静岡県警が公表
1966年の静岡県一家4人殺害事件で袴田巌さん(88)の再審無罪が確定したことを巡り、静岡県警は26日、事件当時の捜査手法などの確認結果を公表した。1日平均12時間の長時間にわたる取り調べや勾留の長期化をほのめかして自白を迫ったことなどを挙げ、「不適正だったと言わざるを得ない」と結論づけた。 9月の静岡地裁の再審無罪判決では、犯行を自白した「調書」、犯行着衣とされ最大の争点
袴田巌さんの冤罪、最高検が42年の経緯を検証…初動捜査の問題点を認める
1966年に起きた静岡県一家4人殺害事件で、最高検は26日、死刑確定後に再審無罪となった袴田巌さん(88)に対する捜査・公判や再審手続きについて検証した結果をまとめ、公表した。不適切に自白を迫った取り調べや証拠保全が不十分だった初動捜査の問題点を認めたほか、再審請求審で迅速な審理を行う意欲が高くなかったことが長期化した要因だと言及した。 事件では、捜査段階で「自白」した袴田
警視庁公安部の冤罪事件、高裁判決は来年5月に 捜査の違法性が焦点
相嶋さんの長男は「当初は捜査不足で冤罪(えんざい)に至ったと思っていたが、提訴からの経過をみると、冤罪ではなく、警察による犯罪だと感じている。自浄作用は期待できないので、判決で正義を示してほしい」と語った。(米田優人、比嘉展玖)
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