《「おと」は、動詞お(復)つ」と同語源で、若々しいの意。本来は「おとこ」に対する語。「乙」は後世の当て字》
  1. 年の若い女。また、未婚の女性。むすめ。しょうじょ。処女。「—の悩み」

    1. 「—壮士 (をとこ) の行き集ひかがふ嬥歌 (かがひ) に」〈・一七五九〉

  1. 五節の舞姫のこと。

    1. 「あまつ風雲の通ひ路吹きとぢよ—の姿しばしとどめむ」〈古今・雑上〉

少女源氏物語第21巻の巻名。夕霧元服、大学教育、雲井 (くもい) の雁 (かり) との恋、六条院の新築などを描く。

[文学]の言葉

[江戸時代までの作品]の言葉

出典:青空文庫

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