1. 内実とは違った、世間に対する名目。うわべ。表面上。副詞的にも用いる。「—の理由」「—出張ということにしておく」

  1. 表立つこと。表ざた。「この話は—にしないでもらいたい」

  1. 政府・役所などの公的機関。また、そこで扱う事柄。特に、訴訟。「—に申し出る」

  1. 幕府や藩で政治をつかさどる所。また、その方面仕事。⇔奥向き

  1. 店の仕事家業

    1. 「万 (よろづ) にかしこき人もがな、跡を預けて、—をさばかせ」〈浮・五人女・三〉

出典:青空文庫

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