1. (ポルトガル)casta(血統)に由来》インド社会で歴史的に形成された身分制度。インドに侵入したアーリア人が定住する過程形成されたバルナ(四種姓)を起源とするが、社会の複雑化や階級の細分化につれて種々の副次的な階層派生し、その数は2000種にも達するといわれる。各階層ごとに職業交際・通婚・慣習などについて厳格規制がある。1950年の憲法はカーストに基づく差別を否定したが、なお存続。インドではジャーティ(生まれの意)という。→バルナ

  1. 階級制度。社会的階級、地位

  1. 社会性昆虫に見られる役割階層。アリでは、繁殖を行う女王アリ・雄アリ、育児採餌・巣の建設を担う働きアリなどに分かれる。→カースト分化

出典:gooニュース

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。