出典:gooニュース
諜報機関のトップ解任、政権の決定を一時差し止め イスラエル最高裁
イスラエル首相府は21日、ネタニヤフ首相の提案を受け、国内諜報(ちょうほう)組織「シンベト」のロネン・バー長官の解任を内閣が満場一致で承認したと発表した。ただ、同国の最高裁判所は21日、解任の一時差し止めを命じており、先行きは不透明だ。
イスラエル、治安機関トップ解任を承認 最高裁は一時凍結を命令
イスラエルメディアによると、シンベト長官の解任は史上初めて。ただ、野党などの異議申し立てを受け、最高裁は解任を一時凍結する仮処分命令を出した。4月8日までに解任の可否を判断する。 ネタニヤフ氏は、2023年10月のイスラム組織ハマスによる越境攻撃はシンベトの諜報(ちょうほう)の失敗が原因だと主張しており、バー氏が「シンベト再建にふさわしい人物ではない」と説明した。
治安機関トップ解任承認=首相側近の収賄疑惑捜査―イスラエル
【エルサレム時事】イスラエルのネタニヤフ政権は21日の閣議で、国内治安機関シャバクのバー長官を4月10日付で解任することを承認した。ロイター通信が報じた。ネタニヤフ首相との確執が伝えられているバー氏は閣僚へ宛てた書簡で、解任は「根本的に受け入れられない動機に基づいている」と批判した。 ただ、バー氏の解任の可否は最終的に最高裁の判断に委ねられる見通しだ。
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