1. 物事を始める手がかり。糸口。また、原因動機。「事態打開の—をつかむ」「ふとした—で知り合う」

  1. 歌舞伎などの舞台で、俳優の出入り、音楽照明の変化などの進行上の合図となる動作やせりふ。「下座 (げざ) に—を渡す」

  1. 符号。しるし。

    1. 「けいこ本の所々へ〇 (まるいもの) や△ (うろこ) や、色々な—をして」〈滑・浮世床・初〉

  1. 気勢。心意気。

    1. 「男の—を外すまじきとて」〈甲陽軍鑑・一六〉

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。