草双紙（くさぞうし）とは？意味・読み方・使い方

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くさ‐ぞうし〔‐ザウシ〕【草双紙】
の解説

江戸中期以降に流行した大衆的な絵入り小説本の総称。各ページに挿絵があり、多くは平仮名で書かれた。ふつう、大半紙半截 (はんせつ) 二つ折り、1巻1冊5丁（10ページ）で数冊を1部とする。表紙の色によって赤本・黒本・青本・黄表紙と区別し、長編で合冊したものを合巻 (ごうかん) と称した。狭義には合巻だけをいうこともある。絵双紙。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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草双紙の前後の言葉

草双紙の例文(12)

出典：青空文庫

･･･六　草双紙　僕の家の本箱には草双紙がいっぱいつまっていた。僕はもの･･･芥川竜之介「追憶」
･･･一具の中から、一冊の草双紙を。……「――絵解をしてあげま･･･泉鏡花「絵本の春」
･･･普通、草双紙なり、読本なり、現代一種の伝奇においても、かかる場合に･･･泉鏡花「燈明之巻」

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