《「くち」とも》シログチ別名 夏》

愚かなことと知恵のあること。愚者と知者。

[名]言ってもしかたのないことを言って嘆くこと。「くどくど—を並べる」
[名・形動](梵)mohaの訳。痴・無明とも訳す》仏語。三毒の一。心性が愚かで、一切の道理にくらいこと。心の迷い。また、そのさま。
    1. 「—な人々の異常放縦 (ほうしょう) な迷信的な崇敬を」〈中勘助・犬〉

[接尾]《近世上方語》名詞に付いて、…とともに、…ごと、などの意を表す。
  • 台子 (だいす) の湯もたぎってあろ。釜—そっと取ってこい」〈浄・手習鑑

出典:青空文庫

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2023年12月