いちこつ‐ちょう【壱越調】
雅楽の六調子の一。壱越の音を主音とする音階。
い‐ちょう【イ調】
音楽で、イ音を主音として構成された調子。また、それに基づく曲。
えだ‐ちょうし【枝調子】
雅楽の調子で、基本となる六調子に対して、主音が同一で音階の違うもの。壱越(いちこつ)調に対する沙陀(さだ)調、黄鐘(おうしき)調に対する水(すい)調などをいう。
おうしき‐ちょう【黄鐘調】
雅楽の六調子の一。黄鐘の音を主音とする旋法。
おお‐おとし【大落(と)し】
義太夫節で、最も感動的な場面で用いる長い曲節。主音を繰り返し、登場人物が泣きくずれる場面などを盛り上げる。
おん【音】
[音]オン(呉) イン(漢) [訓]おと ね [学習漢字]1年 〈オン〉 1 おと。「音響・音質・音波/擬音・跫音(きょうおん)・玉音・高音・轟音(ごうおん)・雑音・消音・心音・騒音・低音・爆...
か‐ぞくおん【下属音】
西洋音階で、主音の5度下の音。主音・属音とともに調を支配する重要な音。例えば、ハ長調・ハ短調ではヘ音。サブドミナント。
キーノート【keynote】
1 音楽で、主音。主調音。 2 文学・思想などの中心となっている考え。基調。
こつじき‐ちょう【乞食調】
雅楽の調子の一。太食(たいしき)調の枝(えだ)調子で、平調(ひょうじょう)(ホ音)を主音とする呂調音階のもの。器食(きしき)調。
さだ‐ちょう【沙陀調】
雅楽の調子の一。壱越(いちこつ)を主音とする呂(りょ)調で、のちに壱越調に編入。