世話物（せわもの）とは？意味・読み方・使い方

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せわ‐もの【世話物】
の解説

浄瑠璃・歌舞伎で、主として江戸時代の町人社会に取材し、義理・人情・恋愛や種々の葛藤 (かっとう) を主題としたもの。歌舞伎では、生世話物 (きぜわもの) ・散切物 (ざんぎりもの) も含む。二番目物。世話。⇔時代物。

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

世話物のカテゴリ情報

出典：デジタル大辞泉（小学館）

［演劇・映画］の言葉

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世話物の前後の言葉

世話物の例文(5)

出典：青空文庫

･･･めに、しばしば、その世話物の中に用いたものは、実にこの大川のさびし･･･芥川竜之介「大川の水」
･･･は、市井文学、いわば世話物に多い様である。もともと下品なことにちが･･･太宰治「音に就いて」
･･･太郎君は近松の真価は世話物ではなくして時代物であると言われたが、わ･･･永井荷風「正宗谷崎両氏の批評に答う」

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